HDR入力や新クラウドサービスに対応 東芝、レグザのスタンダードモデル「G20X」シリーズを発表:Netflix対応(2/2 ページ)
東芝は液晶テレビ「レグザ」の新ラインアップとしてスタンダードモデル「G20X」シリーズを発表した。サイズは55V型、49V型、43V型の3機種。
見たい人物やジャンルをすぐ視聴 4K VODコンテンツも充実
レグザのクラウドサービス「Time On」は、新サービス「みるコレ」を追加。好きな人物名やジャンルなどを登録する“パック”というブックマークのような概念を導入し、関連する録画番組、未来番組、YouTube動画、出演シーンから見たい箇所を選べる。担当者によると「パックの種類は5万種以上」で、東芝が用意したもののほかにユーザーが作成して同社が承認したパックも提供されるという。
ホーム画面では最新番組のほか、普段見ている番組もすぐに選べるようなユーザーインタフェースを採用した。G20Xシリーズは7月より利用可能。
Blu-ray Discレコーダー“レグザサーバー”に録りためた過去番組や、放送中の番組を始めから視聴できる「タイムシフトリンク」にも対応する。
また、デジタル放送/録画番組を、東芝製レコーダーやテレビなどで再生できるコンテンツ保護技術「SeeQVault」対応のUSBHDDをサポートする。HDDに録画した番組をSeeQVault対応のレグザBlu-rayレコーダーに接続して再生したり、Blu-ray Diskに保存したりでき、テレビの買い替え時に録画番組を移行できる。担当者は「1Tバイトの容量なら1日ちょっとで移行できる」と話す。2015年10月のアップデートで対応する予定。
SeeQVaultはパナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発した技術だが、東芝独自の仕様として通常録画とSeeQVault形式録画の両方ができるため、通常録画(ダビング10)したものから残したい番組だけSeeQVault形式に変換することが可能だ。
4Kコンテンツは、VODサービスの「Netflix」「ひかりTV 4K」「4K アクトビラ」をサポート。9月のダウンロードで対応し、4K アクトビラのみ2015年内のアップデートで対応する。
型番 | 55G20X | 49G20X | 43G20X |
---|---|---|---|
画面サイズ | 55V型 | 49V型 | 43V型 |
チューナー | 地上デジタル×3、BS/CSデジタル×3 | ||
解像度 | 3840×2160ピクセル | ||
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 124.1×24.7×77.2ミリ | 110.5×24.7×69.5ミリ | 97.2×23.2×62.1ミリ(いずれもスタンド含む) |
重量 | 18.5キロ | 15.5キロ | 13キロ(いずれもスタンド含む) |
消費電力 | 177ワット | 155ワット | 129ワット |
入出力端子 | HDMI入力×4、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドフォン端子×1、SDカードスロット×1、USB端子×2、LAN端子×1 |
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