東芝レグザの新クラウドサービス「みるコレ」が過去のモデルにも拡大――KADOKAWAとのコラボも発表:アニメ好き必見(2/2 ページ)
東芝は新しいクラウドサービス「みるコレ」を改めて紹介。9月末に予定している「TimeOn」のリニューアルで対応モデルが拡大することや新しいパートナーシップを発表した。
KADOKAWA「Newtype」の情報も参照できる
今回のTimeOnリニューアルと同時に発表されたのが、「みるコレ パートナーパック」と呼ばれる新しいビジネス。「みるコレ パック」の仕組みを活用し、東芝がコンテンツに興味のあるユーザーとコンテンツ事業者を結びつける場を提供するという。
「例えばアニメ好きの人たちにとってはCMも大事な情報源。関連するイベントの告知やグッズの情報、DVD/BDといったパッケージ発売情報なども手に入ります。それと同様、『みるコレ パートナーパック』ではコンテンツに興味にあるユーザーに対して事業者が継続して情報を提供できます」(片岡氏)。
第1弾はKADOKAWAとのコラボレーション。2015年秋からアニメ誌「Newtype」のパックを提供する予定になっている。このパックを登録すると、誌面の特集に連動した録画番組やネット動画をチェックできるほか、最新のイベント/グッズ情報も入手できる。ほかにも今回のコラボレーションにより、「みるコレ」パック内でアニメの公式アイコンが表示されるようになるなど使い勝手も向上する。
このほか、将来的にはWeb版「Newtype」の記事へリンクすることで、アニメの詳細情報を確認することも可能にする計画。さらにテレビ画面に関連商品のQRコードなどを表示し、スマートフォンでグッズ購入などが容易に行えるようにする計画もある。
片岡氏は、「みるコレ」でユーザーとコンテンツ、そして関連する事業者までを結ぶ“ハブ”を作りたいと話す。そしてこれは、もともと「RDシリーズ」で目指していたものだという。「2006年の『おすすめサービス』でやろうとしていたことと内容はほぼ同じです。約10年越しで実現しましたね」(片岡氏)。
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