検索
ニュース

IPSパネル搭載の“Z”が復活――価格も抑えた4Kテレビ、東芝レグザ「Z700Xシリーズ」登場(2/2 ページ)

東芝が、液晶テレビ“REGZA”(レグザ)のハイエンドラインを拡充し、IPS液晶パネルを採用した「Z700Xシリーズ」を投入する。「CELL REGZA」で好評だったという、あの機能も復活。

Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

CELL REGZAで好評だった「まるごとチャンネル」が復活

 Z700Xシリーズは、別売の外付けHDDに地デジ6チャンネルをまるごと録画できる全録機能「タイムシフトマシン」を搭載している。録画予約の手間はいらず、番組の見逃しを防止できる。


背面にUSB端子やHDMI入力を装備。HDMIは側面にもある

 そしてZ700Xシリーズの新機能として、タイムシフトマシンの地デジ6チューナーを活用した「まるごとチャンネル」がある。これは、視聴中画面の周囲に放送中の地デジチャンネルを最大6局まで並べ、一覧表示できるというもの。2009年に発売した「CELL REGZA」で好評だった機能が復活した形だ。


「まるごとチャンネル」。地デジ6チューナーを使って6つの画面を同時に表示している(画像は加工しています)

 ただし、6チャンネルすべてを動画で表示していたCELL REGZAに対し、今回は1秒間に2コマのパラパラ表示となる。本村氏によると、「Cell Broadband Engineは6チャンネル分のデコードを並列処理していた。そうした処理が得意なチップだった」という。それでも番組の内容を把握するのに問題はなく、ザッピング派にはうれしい機能追加となりそうだ。もちろん、タイムシフトマシン録画中なら、面白そうな番組を選んでリモコンの「始めにジャンプ」ボタンを押すだけで番組の最初から視聴できる。

 もう1つの新機能は、動画配信サービスに初めて「dTV」が加わったこと。従来からの「Netflix」「Youtube」「DMM.com」「TSUTAYA TV」「クランクイン!ビデオ」「U-NEXT」と合わせ、7つのサービスに対応した。

 一方、Z20Xシリーズと比べると省略された機能もある。例えばスカパー!プレミアムチューナーは非搭載となり、スピーカーシステムはツイーターのない「レグザパワーオーディオシステム」(Z10XやJ/Gシリーズと同じ)、また「ざんまいスマートアクセス」のボイス機能も省かれている。



「キャッシュバックキャンペーン」

 東芝では、「Z700Xシリーズ」の発売を記念して、「キャッシュバックキャンペーン」を実施する。期間中に、Z700X本体とレグザ純正のUSB外付けHDD、レグザサウンドシステム「RSS-AZ55」を同時に購入すると、もれなく3万円をキャッシュバック。キャンペーン期間は4月19日から5月31日まで。詳細は同社サイトで確認できる。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る