“加齢臭”を減らせばダニも減る!? 枕をまるごと脱臭する「レイコップRX」登場(2/2 ページ)
レイコップ・ジャパンが、ふとんクリーナーの最上位モデル「レイコップRX」を2月下旬に発売する。「ドライエアブロー」と独自の「ホメスタイオン」を組み合わせ、まくらの除菌と消臭が可能になった。これでダニが寄りつかない?
コードレス化を実現
レイコップ製品の特徴の1つだった「叩き」は形を変えた。従来製品には専用の「振動パット」が設けられていたが、今回は吸引口のブラシに18個の「パンチ」と呼ばれる可動部品を取り付け、ブラシが回転すると遠心力によってふとん表面を叩く仕組み。それでも「ダニの吸引については従来機(レイコップRS2)よりも上という検証結果が出ている」(レイコップRXの開発責任者、倉持敬太氏)という。
一方でUVランプによる除菌機能は継続して搭載している。波長253.7nmの紫外線を至近距離からふとんに照射することで99.9%の除菌を可能にするとともに、最新の研究によってダニの動きが鈍くなることも分かったという。ランプの出力は16W。「除菌性能はレイコップRS2などの11Wモデルでも大差ないが、生きたダニの動きに影響を与えるには出力が高いほうが良い」(同氏)
もう1つの大きな進歩がコードレス化だ。本体にリチウムイオンバッテリーを内蔵し、約40分間の使用が可能。「4〜5人の家族なら1度の充電で全員のふとんを掃除できる」。専用充電台も同梱(どうこん)される。
本体サイズは353.5(幅)×440.2(長さ)×166.3(高さ)mm。重量は2.95kg。なお、レイコップでは2月23日から4月23日までの2カ月間にわたり、新製品の「お試しキャンペーン」を実施する。期間中にレイコップRXを購入した人を対象とし、「使用後、満足していただけない場合は、20日以内であれば返金する」というもの。詳細は同社サイトを参照してほしい。
新しいカテゴリーの製品も開発中
製品発表会では、同社のリ・ソンジン社長が、「レイコップは睡眠環境、寝室環境からのアレルギー予防を出発点とし、今後も価値ある製品を作り続ける」とあいさつ。さらに「2017年から2018年にかけて複数の新製品をリリースする」と明らかにした。
同氏によると、まず2017年春に新しいふとんクリーナーをリリースする予定。さらに2017年から2018年にかけ、「まったく新しいカテゴリーの製品を投入する」という。
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