インスタントのカップ麺を週1回以上食べる人は約4割に達していることが、マクロミルの調査で分った。週1回以上食べる人を年代別で見ると、男性20代が1番多く54%、一方で最も少なかったのは50代の女性で25%だった。
調査会社のマクロミルは、「即席カップ麺に関するアンケート」を実施した。インターネットによる調査で516人が回答。全国20〜59歳の男女が対象で、調査期間は10月10日から10月11日まで。
カップ麺を食べたことがある人(92%)に、どのタイプのカップ麺が好きかを聞いたところ、「ラーメン(乾燥麺)」が最も多く82%。次いで「やきそば」が58%、「ラーメン(生麺)」「うどん(乾燥)」がそれぞれ46%だった。カップ麺を食べるタイミングは、「昼食時」が68%、「夜食時」が19%、「夕食時」が13%と続いた。男女別で見ると、夜食に食べるのは男性が多く、女性は昼食時が多かった。また昼食時に食べる人で最も多かったのは専業主婦で81.4%、次いで経営者・役員が80.0%だった。
カップ麺を購入する際に重視するポイントは、「価格」が77%でトップ、次いで「スープ」52%、「麺」46%となった。普段、購入するカップ麺は「100〜149円」が45%で最も多く、平均額は128円だった。商品に魅力を感じた際に購入しようと思う上限価格は、「150〜199円」が23%、「200〜249円」が21%、平均は206円という結果となった。
原材料の値上がりから大手食品メーカーがカップ麺の値上げを実施することについて、「知っている」と回答した人は57%だった。「いくら値上がりするのかなど、詳細も知っている」人7%を合わせ、認知している人は64%に達した。
カップ麺の値上げに対して「値上げ前にいくつか(数個)は買っておく」が31%、「値上げ前に大量に買いだめをする」が8%。一方、「値上げ後に買う量を控える」は19%、「特に何もしない」は45%となった。年代別で見ると、女性30〜40代で値上げ前に買いだめする人は50%を超えた。「値上げ後に買う量を控える」のは男女とも、若年層ほど多い傾向となった。
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