グループ名 | 2007年12月純増数 | 累計 |
---|---|---|
NTTドコモ | 12万1500 2in1:2万7900 |
5315万0500(53.0%) 2in1:21万0900 |
KDDI | 13万8600 au:17万8400 ツーカー:−3万9800 |
2955万4800 au:2919万5600(29.0%) ツーカー:35万9200(0.4%) |
ソフトバンクモバイル | 21万0800 | 1761万3500(17.4%) |
イー・モバイル | 8万3600 | 20万5900(0.1%) |
携帯総計 | 55万4500 | 1億0052万4700 |
電気通信事業者協会(TCA)が1月10日、2007年12月末の携帯電話・PHS契約数を発表した。携帯電話とPHSを合わせた移動電話の累計契約数は1億529万6900。また携帯電話のみでも1億契約を超え、1億52万4700となった。携帯電話の人口普及率は82.4%。
12月は年末商戦という追い風があったことから、各社とも純増数を大きく伸ばしている。NTTドコモは、11月26日から販売を開始した905iシリーズの好調を受け、2007年3月以来の10万以上の純増を記録。純増数は12万1500と、11月の純増数(4万8200)から大幅に上積みした。一方11月は苦戦を強いられたKDDIも、auが17万8400の純増となり、ツーカーの純減分、3万9800を引いても合計で13万8600の純増とし、純増2位の座を維持した。
ソフトバンクモバイルは21万800の純増で12月も純増1位を達成。これで同社の純増1位は2007年5月以来8カ月連続となった。12月から下り最大7.2Mbpsのデータ通信サービスを開始したイー・モバイルは、8万3600の純増で、契約数が20万を超えた。サービスエリアが北海道から九州までの主要エリアに広がっており、順調にユーザーを獲得しているようだ。
MNP利用状況 | 転入 | 転出 | 差し引き |
---|---|---|---|
NTTドコモ | 非公開 | 非公開 | −6万1500 |
au | 非公開 | 非公開 | 2万2700 |
ツーカー | ― | 2000 | −2000 |
ソフトバンクモバイル | 非公開 | 非公開 | 4万800 |
2007年12月純増 | 累計 | |
---|---|---|
システム別 | ||
NTTドコモ(W-CDMA) | 71万6700 | 4207万7500 |
NTTドコモ(PDC) | −59万5200 | 1107万3000 |
au(CDMA2000 1x) | 19万7200 | 2873万9500 |
au(cdmaOne) | −1万8800 | 45万6100 |
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) | 50万200 | 1228万1500 |
ソフトバンクモバイル(PDC) | −28万9400 | 533万2000 |
イー・モバイル(W-CDMA) | 8万3600 | 20万5900 |
ツーカー(PDC) | −3万9800 | 35万9200 |
(参考)プリペイド契約 | ||
NTTドコモ | −300 | 4万1100 |
KDDI | 1万4600(au:2万3600、ツーカー:−9000) | 74万5800(au:48万2900、ツーカー:26万2900) |
ソフトバンクモバイル | −3万3600 | 130万4700 |
合計 | −1万9300 | 209万1600 |
(参考)通信モジュール | ||
NTTドコモ | 4万3500 | 136万200 |
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) | 1万300 | 80万1400 |
ソフトバンクモバイル | 0 | 1600 |
合計 | 5万3700 | 216万3200 |
(参考)IP接続サービス | ||
iモード(NTTドコモ) | 5万6300 | 4783万900 |
EZweb(KDDI) | 10万7800 | 2489万700 |
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) | 13万6600 | 1456万1600 |
合計 | 30万700 | 8728万3200 |
グループ名 | 2007年12月純増 | 累計 |
---|---|---|
ウィルコム | 1万6100 | 461万6900 |
ドコモ | −9万6500 | 15万5300 |
PHS総計 | −8万0400 | 477万2200 |
PHSの契約数は477万2200。ウィルコムが3カ月ぶりに純増に転じ、1万6100のプラスとなったものの、2008年1月7日にサービスを終了したドコモのPHSの純減が9万6500あったため、累計の数字は−8万400となった。
ウィルコムでは、12月に純増に転じた理由を「2007年秋から開始したW-VALUE SELECTが、ウィルコム大感謝祭などのキャンペーンを通してようやく浸透してきたことが大きい。またテレビCMなどのプロモーションを強化したことも寄与した」(広報部)と話している。ちなみに同社では12月10日までドコモのPHSサービスから同番で移行できるキャンペーンなども実施していたが、このキャンペーンを利用してウィルコムに移行したのは累計で1万強であり、大幅な加入者増はなかったという。
ドコモの退出により、国内唯一のPHS事業者となったウィルコム。なんとか契約数は純増に戻したが、同社が得意とする音声定額サービスやデータ通信サービス分野で携帯電話事業者が追い上げつつある。次世代PHSの商用サービスが始まる2009年までの同社の舵取りに注目が集まる。
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