「おいしそう」「食べたい」と感じるのは、どんな言葉だろうか。味覚に関する表現で「おいしそう」と最も多くの人が感じたのは「ジューシー」(41.9%)であることが、調査会社B・M・F・T(ビー・エム・エフティー)の調査で分かった。このほか「コクがある」(41.0%)、「香ばしい」(39.1%)、「うまみのある」(34.6%)、「風味豊かな」(33.4%)などが続いた。
上位にランクインした表現を見ると、「甘さ」「辛さ」「しょっぱさ」「すっぱさ」といった言葉は見当たらず、「濃厚さや奥行きの深さなどを表す表現に多くの人は“おいしそう”と感じている」(B・M・F・T)。一方で「おいしそうでない」と感じたのは、「脂っぽい」(−47.5%)、「にがい」(−46.4%)、「超すっぱい」(−40.2%)など、すっぱさやしょっぱさを表す表現が全体的に多かった。
「おいしそう」と感じる人と「おいしそうでない」と感じる人に分かれたものでは、「脂ののった」「こってり」「激辛」となった。よく「こってりラーメン」「激辛カレー」といった表現を耳にするが、受け止め方は分かれるようだ。
味覚に関する表現でおいしそうに感じたのは「ジューシー」だったが、食感についてはどうだろうか。最も多かったのは「もちもち」で41.9%、このほか「とろける」「サクサク」も4割を超えた。逆に、おいしそうでないと感じるのは「ドロドロ」(−49.2%)が多く、以下「ザラザラ」「ゴツゴツ」「ジャリジャリ」と続いた。
インターネットによる調査で、15〜59歳の男女1350人(男性50%、女性50%)が回答した。年代は10代11.2%、20代22.2%、30代22.2%、40代22.2%、50代22.2%。調査期間は2007年5月17日から5月22日まで。
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