人の暮らしに欠かせない「衣食住」の中の1つ、「住まい」。人のライフスタイルが様々になったように、住居形態や住み方にもたくさんの選択肢が増えました。でも、あなたは自分に本当に合う住居スタイルをすぐにイメージできますか? 本連載では、住まい選びをする際のお手伝いとなるポイントをまとめていきます。
※本記事はHOME'S CLUBが執筆しています。本記事のテーマに関連するさまざまな調査結果や、住まいにまつわる一般の声についてはHOME'S CLUBの「住まいの選択、完全理解!」で読むことができます。
東京都の「住宅に関する世論調査」によると、「身近な生活圏」で考えられている重要な場所として、「コンビニ、商店街、スーパーマーケット」が66.3%、「駅」が65%と半数以上の人が答えていました。快適に暮らす上で、交通の便や買い物の便の良さを第一に考える人がほとんどということが分かります。
こういった要望に応えやすいのはマンション。最近では駅周辺の再開発に伴い、駅へのアクセスが良い場所に建てられる傾向にあります。中古マンションも築年数に比べ状態の良いものが多く、駅から数分の物件を安く手に入れることもできるのです。
さらに、マンションは鍵1つで外出できるなど、便利さを求める人に適していると言われています。ほとんどのマンションでは居住スペースがワンフロアにまとまっており、階段の上り下りという動きがない分、洗濯・掃除など家事の負担が軽くなります。
ただし、駅や繁華街に近い立地では騒音や治安が悪い可能性があるほか、機能的に部屋を配置しているため、すべての部屋の日当たりが良いとは限りません。また、鉄筋コンクリートのマンションの場合、耐火や防音などの性能が優れていることから「RC構造(鉄筋コンクリート造)」「SRC構造(鉄骨鉄筋コンクリート造)」が都心の密集地に多く使用されています。しかし、構造上、機密性が高いことから、圧迫感を感じることも少なくありません。
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