居住スペースがワンフロアにまとまっているマンションでは、セキュリティが高いことや家事が楽であるなどのメリットを挙げました。さらに、近年では都心部の駅周辺などに最新設備を備えたマンションが続々と誕生しています。住宅を選ぶ際に欠かせない条件である、交通の便や買い物の便の良さは文句なしと言えるでしょう。
とはいえ、マンションでは購入者が自由に管理できる「専有部分」と、購入者全員で管理する「共用部分」とに分かれており、住まいを100%自由に使うことが難しいといった制約があります。しかし、1つの敷地の上にいくつもの住戸を積み上げて建てられるので、土地を有効に利用でき、同じ価格の一戸建てと比較すると、マンションの方が便利で地価の高い地域でも入手しやすい傾向にあります。
一戸建ての多くは、庭付きの2〜3階建てがほとんどで、基本的には敷地のすべてが購入者のものとなります。居室間のプライバシーが保ちやすいほか、各部屋の採光性や通気性を高めた間取りや、マンションにはない上方向への空間を生かした間取りなど、選択肢の多彩さが魅力です。ガーデニングを楽しむ、無料で駐車ができる、ペットを飼う、子どもが走り回ってもあまり気にならないなど、マンションでは難しいことを心おきなく行うことができます。
しかし、都心部などで購入しようとすると、価格は高めでまとまった広さを手に入れるのは難しいのが現状です。ただ、郊外のニュータウンでは、同じ価格帯で敷地面積の広い物件が出ていることも多いです。交通の便で考えるとマンションに比べて一戸建てはやや劣りますが、都心にこだわらず郊外でもOKという人や、週末にスローライフを楽しみたいという人には最適と言えるのではないでしょうか。
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