人の暮らしに欠かせない「衣食住」の中の1つ、「住まい」。人のライフスタイルが様々になったように、住居形態や住み方にもたくさんの選択肢が増えました。でも、あなたは自分に本当に合う住居スタイルをすぐにイメージできますか? 本連載では、住まい選びをする際のお手伝いとなるポイントをまとめていきます。
※本記事はHOME'S CLUBが執筆しています。本記事のテーマに関連するさまざまな調査結果や、住まいにまつわる一般の声についてはHOME'S CLUBの「住まいの選択、完全理解!」で読むことができます。
「建売住宅」は幅広い層の購入者に合わせることを意識して、建てられています。そのためスタンダードな設計のものが多く、建物に自分を合わせなければならない、もしくはオプションで自分仕様に作り上げていくというケースが多く見られます。
しかし、実際に現物を見れるので、間取りや設備のレイアウト、部屋の雰囲気、採光や通風などを具体的に検証できます。本当に自分にとって便利な暮らしができるかを考えられるため、まったく住宅の知識のない人にとっては、かえって大きな魅力となるかもしれません。
また、今後の住宅政策の中で最も重要視されているのは高齢者住宅対策となっており、「ユニバーサルデザイン」が住宅にも反映されつつあります。ユニバーサルデザインとは、あらゆる人が利用できるようにデザインするという考え方。住宅におけるユニバーサルデザインでは、すべての人が暮らしやすくなることを目的として設計しています。
ユニバーサルデザイン住宅のポイントとして、安全性やバリアフリー性能のほか、使い勝手の良さ、地球環境への配慮による資源の浪費の考慮、さらには使用価値に見合った価格などを総合的に考えた上での美しさなどが挙げられます。高齢化社会や環境問題に関心が高まっている現代では、今後需要が高まる住宅でしょう。
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