住んでみて満足&また住みたい……東京のどこの街?

» 2009年01月29日 14時33分 公開
[Business Media 誠]

 「住めば都」ということわざもあるが、東京都23区および東京都都市部に居住している人は、自分が住んでいる街をどのように評価しているのだろうか。「食品、日用品の充実度」など9項目を評価してもらったところ、「府中市」がトップであることが、ネクストの調査で分かった。

 府中市は「生活支援施設の充実度」「自治体公共サービスの充実度」「地域コミュニティ機能」で、最も高い評価を獲得。「わざわざ遠出をしなくても大きな公園や緑地があり、自然が楽しめることや住民サービスが安く公共施設が充実してることなどが評価された。一方で、保育・医療機関の少なさなどに対する不満もあった」(ネクスト)

 府中市に次いで高い評価を得たのは「武蔵野市」、以下「世田谷区」「品川区」「目黒区」と続いた。

東京都内生活実感値総合ランキング(クリックしてすべてを表示、出典:ネクスト)

 インターネットによる調査で、東京都内在住の20歳以上の男女4607人(男性2141人、女性2466人)が回答した。調査期間は11月28日から12月2日まで。

また同じ場所に住みたいか?

 住む場所を替えるとしたら「また同じ場所に住みたいか」と聞いたところ、「府中市」に住む84.5%の人は「同じ市区に住みたい」と回答。次いで「品川区」「目黒区」「杉並区」(72.7%ずつ)、「武蔵野市」(71.8%)、「港区」(70.9%)と続いた。全体的に「都心へのアクセス」や「治安」、「自然環境(公園や緑)」などが整備がされているかどうかが、評価につながっているようだ。このほか「ずっと住んでいるので」や「知らないところに行くことで不安を感じるよりも、勝手を知っている慣れたところで住みたい」といった意見も多かった。

継続居住意向、トップは「府中市」(クリックしてすべてを表示、出典:ネクスト)

 府中市に住んでいる住民からは「経済基盤はほかの市区と比べてしっかりしており、行政サービスもきめ細かい」(男性52歳)、「スーパーやデパート、カフェやファミレスなど、ちょっと行けば何でも充実しているし、静かな環境で緑も多いので」(女性38歳)といった声があった。

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