花粉症で悩む人……つらい“時期”の眠りの実態は

» 2009年02月18日 14時17分 公開
[Business Media 誠]

 花粉による鼻づまりに悩む人は、花粉症の時期になると睡眠時間が減少したりするのだろうか。花粉症に悩む人に睡眠時間を聞いたところ、花粉症時期はそうでない時期に比べて平均で1.2時間も睡眠時間が短くなることが、グラクソ・スミスクラインの調査で分かった。

花粉症時期とそうでないときの睡眠時間(出典:グラクソ・スミスクライン)

 花粉症時期はそうでない時期と比べ、寝つきが悪くなりますか? との質問には、全体の87.4%の人が「悪くなる(たまにを含む)」と回答。「花粉による鼻づまりが睡眠の質や量に大きく影響していることが分かった」(グラクソ・スミスクライン)としている。

 また、花粉症の時期に最もつらいと感じることはどんなときなのだろうか。最も多かったのは「就寝時」で27.4%、次いで「仕事中、デスクワーク時」(21.2%)、「睡眠中」(20.0%)という結果に。睡眠に関する悩みを持つ人は47.4%に達しているが、睡眠不足によって仕事に影響している人も多いのではないだろうか。

 インターネットによる調査で、花粉症かつ鼻づまりがつらいと感じている男女500人(男女250人ずつ)が回答した。調査期間は2月7日から2月8日まで。

花粉症のせいで起こした失敗

 よく眠れた日とそうでない日では、どのような違いがあるのだろうか。最も多かったのはやはり「体調がよくなる」(54.4%)だったが、2位には「気持ちが明るくなる」(48.4%)、5位に「精神が安定する」(37.4%)がランクインするなど、メンタル面での違いを感じている人も多いようだ。

よく眠れた日とそうでない日の違い(出典:グラクソ・スミスクライン)

 また、これまでに花粉症のせいで起こしたと思われる最大の失敗について聞いたところ「花粉症による睡眠不足のため寝坊し、顧客との重要な会議に遅刻。プロジェクトから外された」、「面接のときに花粉症から来る鼻づまりのせいでボーッとしてしまい不採用になった」といった失敗談があった。

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