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日経平均 | 9050.33円 | ▼ 236.95円 |
売買高 | 23億5706万株 | − |
日経平均先物 | 9040円 | ▼210円 |
売買代金 | 1兆4646億円 | − |
TOPIX | 852.42 | ▼20.08 |
値上がり銘柄 | 134銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 388.39 | ▼42.34 |
値下がり銘柄 | 1525銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1162.55円 | ▼25.95円 |
変わらず | 40銘柄 | − |
騰落レシオ | 87.53% | ▼9.08% |
米国市場の底堅さや為替の落ち着きでも下げ止まらず、買い気の乏しい中で売りが売りを呼んで大幅下落
週末の米国市場が底堅い展開となったことや為替も落ち着いていることなどから、反発も期待されましたが、相変わらず持高調整と見られる売りもあって、寄り付きから売り先行となりました。それでも、週末のヘッジ売りの買戻しや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたことから、寄り付きの売りが一巡した後は戻り歩調となり、堅調となる場面も見られました。それでも9300円の節目を抜けたところでは上値も重く、上値の重さが確認されて先物にまとまった売りがでると一転売りが優勢となり、軟調、大幅安で安値圏での引けとなりました。
後場も寄り付きから売り先行となりました。為替に動きがあったわけでもないのですが、衆議院の解散の日程が決定したと伝えられたことも「政局の混乱」と言う売り方の口実となり、先物にまとまった売りが出ては下げ幅を広げる展開となりました。目先筋の買戻しがはいり、戻りを試すようなところではすかさず、まとまった売りが出るといった状況で、買いの手が引っ込み、買い気の乏しい中で売り方の回転が効いて下げ幅を広げました。節目と見られる9000円を意識するところでは買い戻しも入って底堅さも見られるのですが、買い気の乏しさは最後まで変わらず、結局安値引け、大幅安となって9日連続下落となりました。
小型銘柄も値動きの悪さなどを嫌気する見切り売りに押されるものが多く、買い手控え気分の強いなか、大幅下落となりました。東証マザーズ指数は1割近い下落、二部株指数も日経ジャスダック指数も大幅下落となりました。先物も依然として時間を置いて値段に関わらず売り叩くようなまとまった売りも見られ、指数を下押す要因となりました。目先筋も買戻しを急ぐ動きはなく、売り方の回転が効いているなかで、買い方の損失確定の売りもあって、下げを加速する要因となりました。
ついに9日続落となりました。昨年6月から7月にかけても12日間連続下落の記録が残っていますが、特に理由がないなかでここまで売りが続くというのも珍しいのではないかと思います。決算発表などで業績面からの割安感、売られすぎ感も出て底堅くなって来るのではないでしょうか。日銀金融政策決定会合で金融緩和の「出口」がまだ先で金融緩和政策が続くと確認されて、信用収縮の動きが止まれば反発となって来るのではないかと思います。いずれにしても売り方の買戻しを急がせるような買い手、買い材料が出てくるか、あるいは信用収縮による持高調整の売りが出尽くせば、反発となって来るものと思います。
雲にサポートされることなく、雲の下限でのサポートを確認するような動きになりつつあります。遅行線も基準線を割り込んで下値を探る動きとなっています。ストキャスティックスは底値圏にあり、RSIも底値に近いことから、雲の下限を意識するところではさすがに下げ止まるものと思います。雲の下限にサポートされながら戻りを試す動きとなるのでしょう。
雲の下限を意識したところでは下げ渋りましたが、いっこうに下げ止まりません。ここから上昇している雲の下限にサポートされて反発が期待されますが、RSIは底値圏ながらも下げ余地もあり、瞬間的には雲を割り込む場面もあるのかもしれません。それでもストキャスティックスは底値圏にあり、いったん反発が期待されます。
引き続き安値圏で小動きとなりました。下値を探る展開には変わりないものと思いますが、いったんは1月から2月にかけての戻り高値水準で下げ渋っています。ストキャスティックスは底値圏にあるのですが、RSIは下落余地もあり、もう少し値幅か日柄で調整が必要ということなのでしょう。
引き続き持高調整の売りに押されほぼ全面安
今後の主力薬として位置づけられる、抗血小板薬について米食品医薬品局(FDA)から承認を得たと発表され、収益拡大を期待する買いが入り堅調となりました。
サントリーとの経営統合に向けて最終調整に入ったと新聞で報じられたことを好感、買い気配から始まり大幅高となりました。統合が実現すればビールと清涼飲料で国内首位に浮上し、世界でも最大級の酒類・飲料メーカーとなることから統合効果も大きいと見られた。
先週末の引け後に発表した2009年5月期連結業績を上方修正となったことを好感、ほぼ全面安の市場で堅調となりました。
ニッケル水素電池に対する期待で上昇したが、外資系証券が今2010年3月期営業利益予想を従来の黒字から赤字に下方修正、「売り推奨リスト」に入れたこともあり、大幅下落となりました。
10日の引け後に発表になった3−5月期の連結決算が大幅な減益となりましたが、想定の範囲内と言うことで悪材料出尽くし感から一時堅調となるなど底堅い展開となりました。
為替の落ち着きや株価の底入れ感、持高調整の買いもあり、堅調となりました。ハイブリッド車の種類をスポーツタイプなどにも広げると発表したことも好感されたものと思います。
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