先進国でもBRICKSでも、南米でも中東でもアフリカでも、もはやファンドの手の届かないところはないようにすら思える今日この頃。投資先がありすぎて途方に暮れてしまったら、暑くて考える気力もなくなってしまったら、こんな神頼みの方法もアリでしょう。
考えてみるに、上がる見込みのありそうな投資先はまずその道のプロに開拓されていて、シロウトの目に留まるようになった頃にはもう、うまみはなくなっているのではないでしょうか。どうせ後追いしかできないのなら、もうどんな投資先でも一緒ではないでしょうか。むしろ、何の意図もなく偶然にまかせることで、かえってプロの先を行くことができるかもしれません。
……なんて、あまりの暑さに妄想してしまいました。
「投資すべき場所はない」という意味かも。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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