減少率は過去最大……冬のボーナスはいくら?

» 2009年10月28日 16時42分 公開
[Business Media 誠]

 日本経団連は10月28日、東証1部上場企業の冬のボーナス妥結結果をまとめ、発表した。妥結した99社の組合員平均金額は、昨年冬のボーナスに比べ15.92%減の74万7282円。世界同時不況による業績低迷を反映し、減少率は冬のボーナスとしては過去最大となった。

 業種別に見て、最も減少率が高かったのは「非鉄・金属」の22.38%減(62万9932円)、次いで「自動車」の22.20%減(75万6949円)、「電機」の18.88%減(66万9615円)だった。逆に減少率が低かったのは「食品」の0.33%減(81万3542円)、「車輌」の1.51%減(62万1773円)、「造船」の5.16%減(79万8588円)と続いた。11業種中、増加したのは「セメント」のみで、0.34%増(68万1183円)となった。

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