著者プロフィール:郷 好文
マーケティング・リサーチ、新規事業の開発、海外駐在を経て、1999年〜2008年までコンサルティングファームにてマネジメント・コンサルタントとして、事業戦略・マーケティング戦略など多数のプロジェクトに参画。2009年9月、株式会社ことばを設立。12月、異能のコンサルティング集団アンサー・コンサルティングLLPの設立とともに参画。コンサルタント・エッセイストの仕事に加えて、クリエイター支援・創作品販売の「utte(うって)」事業、ギャラリー&スペース「アートマルシェ神田」の運営に携わる。著書に『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)など、印刷業界誌『プリバリ[印]』で「マーケティング価値校」を連載中。中小企業診断士。ブログ「cotobike」
今年のバレンタイン、キーワードは“おウチLOVE”のようである。
不況が深まり、チョコを割るように、景気の二番底も割れそうな雲行き。そんな中、高価なブランドチョコ消費よりも、安価な手作りチョコ優先という流れがチョコ市場にも押し寄せている。バレンタインも「外食よりも内食で」なのだ。
江崎グリコの女性500人アンケート「バレンタイン事情2010調査」でも、74.8%は友チョコ・義理チョコ・父母チョコを手作りでリーズナブルに作りたいと回答。一点豪華な本命チョコ以外は板チョコから作る“デコり派”が多数を占めるようだ。
さらに今年は、「手作りかあ。安くあげたいのかな」と男子に言われずにすむ状況もある。それは2月14日が“日曜日”であるということ。本命だけのおウチLOVEに専念する言いわけが用意されているのだ。翌15日の月曜日に、職場で未練がましく「まだか、まだか」とキョロキョロする男子を尻目に、「本命だけで終わったわ」とキッパリ仕事をするのが今年のバレンタインだ。
メッキのはげたブランド消費から、節約・本命オンリーのおウチLOVEへ。そんな手作り派の彼女たちに、相棒cherryさんお勧めグッズがある。米国の工具メーカー、マイクロプレーンの西洋おろし金。その独特の形状の精密加工刃は、目詰まりしないシャープさ。料理のプロ御用達である。
『プロ・ラージシェーバー 38006』はチョコやチーズを幅広のリボン状におろせる逸品(3675円)。シナモンにナツメグ、ジンジャーにガーリック、ハードチーズやオレンジまで、おろす素材や用途で選べる豊富さ。シャープな削り味だからといって、愛まで削らないでほしいけれど。
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