これまで多くの人々が辛酸をなめてきた株式市場には、いくつもの格言が残っています。たくさんの人がこれに救われたり、時には惑わされたりもしてきました。
「押し目待ちの押し目なし」(「安くなったら買おう」と待っている時には安くはならない)
「落ちるナイフは掴むな」(株価が急落している銘柄には手を出さない方がよい)
「5月は株を売って遊びに行こう」(読んで字のごとく? 米国では5月を過ぎると株価が下がる傾向があるらしい。原文は「Sell in May and go away」)
ほかにもいろいろありますが、実際に取引をしていて「確かに言われている通りだった〜!」と痛感(文字通り、手痛い失敗で)することが筆者の場合はよくあります。しかし株式相場の格言は、普通の格言とは少し違うので、こればかりが頭に浮かぶようになるとちょっとどうかと思います。
たまに相反する格言があったりするのも悩みどころです。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。投資歴5年。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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