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日経平均 | 9459.89円 | ▼298.51円 |
売買高 | 23億5038万株 | − |
日経平均先物 | 9440円 | ▼320円 |
売買代金 | 1兆5965億円 | − |
TOPIX | 859.82 | ▼20.19 |
値上がり銘柄 | 239銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 371.64 | ▼27.95 |
値下がり銘柄 | 1373銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1237.35円 | ▼14.89円 |
変わらず | 63銘柄 | − |
騰落レシオ | 66.61% | ▼4.57% |
欧州金融不安や米国金融規制懸念、中国の金融引き締め懸念に北朝鮮をめぐる地政学リスクが取りざたされて大幅安
米国市場が欧州金融不安からの信用収縮の売りなどに押されて大幅下落となったことやユーロが軟調となったことなどから売り先行となりました。持高調整の売りが嵩み、先物まとまった売りなども見られたことから大きな下げとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は今日も買い越しと伝えられたのですが、特に材料視されることなく、売り急ぐ場面もあり、ほぼ全面安となりました。
後場に入ると北朝鮮が戦闘態勢突入というニュースが伝わり、それでなくてもリスク許容度が低下しているところに売りが嵩み、寄付きから売りがかさんで節目と見られる日経平均9500円を割り込んで始まり、9500円を上値に狭い範囲での動きとなりました。その後は戻りの鈍さを嫌気して見切売りに押されると、為替は株安を受け円高になり、円高になると株が売られるという展開で、株を下押す要因となり、最後まで持高調整の売りも続き、安値圏での引けとなりました。
小型銘柄も見切売りに押されて軟調となるものが多く、東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均も大幅下落となりました。先物は朝方からまとまた売りが断続的に見られ、指数を下押す要因となっていました。後場に入るとまとまった買戻しなども見られましたが、買いは続かず、売りは続くというような状況で、終始売りが優勢というような展開となっていました。
欧州発の株安であるはずであったものが欧米市場が堅調でも軟調でも持高調整の売りに押されるような展開となっています。為替も円高だから株が売られているというよりも株が売られるから円高に振れているというような展開で、信用収縮の典型的な動き、円キャリー取引の解消の動きも出ていということのようです。特にここで売り急がなければならない理由もなさそうですが、好調な経済指標などの好材料には反応せずに株が売られるから弱気になって何でも売り要因となって株が売られるというような悪循環となってしまっているようです。持高調整の売りが一巡し戻り始めると業績面から売られ過ぎたような銘柄を中心に買い直すことになるのでしょう。
いっこうに下げ止まりません。昨年11月の安値を窺うかのような勢いで下落となっています。RSIはまだ下値余地があり、下落が続いているものの底値圏にあり、ストキャスティックスも底値圏にあり、また、基準線や移動平均線との乖離も大きく、売られすぎからの反発が期待されます。昨年11月の安値を意識するところでは下げ渋るものと思われ、底堅さが見られると反発となってくるのでしょう。
2月安値水準で下げ渋りとなるかと期待されましたが、一気に割り込みました。昨年11月の安値を試すような雰囲気になって来ましたが、RSIには下値余地があり下落となっているものの、ストキャスティックスは底値圏にあり、安値を試すようなところでは割り込めば割り込んだで「達成感」から、割り込まなければ底堅さを評価する動きで、売られ過ぎの反動もあって反発となってくるものと思います。
底堅い堅調な動きとなっているのですが、逆に言えば上値が重い感じです。RSIもストキャスティックスもまだ下値余地はあり、底値を固めるように下値を試す動きがまだ続くのかもしれません。1〜3月のようなもみ合いとなりそうです。
欧州金融不安に北朝鮮懸念も加わり大幅下落
売り気配から始まり、大幅下落となりました。昨日の引け後に大型増資を発表、株主価値の希薄化が嫌気されて売られ、大幅安となりました。
特に売られる材料もなかったのですが、日経平均先物を売り叩くような場面もあり、指数に影響の大きな銘柄を売り急ぐ展開となり売られたものと思います。
総じて軟調となるなかで大幅高となりました。昨日の引け後に公的資金完済に向けて自社株取得枠を設定したと発表、潜在的な株式希薄化懸念が後退したことが好感されました。
LED(発光ダイオード)テレビの発売を延期すると発表、LED部品の調達が遅れていることが原因とされましたが、今夏のボーナス商戦に間に合わないことなどが嫌気されて売られました。外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げたこともあって大きな下落となる場面もありました。
大幅下落となりました。特に売り急ぐような材料が出たわけではないのですが相変わらずユーロ安を懸念する動きに先物が売られることによるインデックス売りも加わり、買い気に乏しい展開のなかで下げ止まらず、大きな下げとなりました。
米国で物質特許権を取得したことが好感されて買われ一時ストップ高となるなど大幅高となりました。総じて軟調となる相場の中で値動きの良さを好感した目先筋の買いも入ったものと思われます。
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