体にとって重要なパーツである歯。一生付き合っていく部分なので、健康な状態を保ちたいものだが、そのために歯医者とどのように関わっている人が多いのだろうか。
日本私立歯科大学協会の調査によると、10〜70代の男女に「歯科医院に通ったことがありますか?」と尋ねると、「ある」は96%。通ったことがある人に「歯科医院に通う目的」を聞くと、トップは「虫歯の治療」で85%と断トツ。以下、「歯のクリーニング」が33%、「定期健診」が29%、「歯周病の治療」が18%、「入れ歯・冠」が15%で続いた。
「歯科医院を選ぶポイント」を聞くと、最も多かったのは「歯科医師の技術」で67%。以下、「評判」が66%、「歯科医の人柄」が61%、「立地」が54%で続いた。また、歯科医院に通ったことがある人のうち、69%が「かかりつけの歯科医院がある」と答えており、満足度(100点満点)を聞くと、平均は「80点」だった。
実際に診療をする歯科医師は、どのように見られているのだろうか。「歯科医師に対するイメージ」を尋ねると、「信頼できる」(34%)、「やさしい」(30%)、「親しみやすい」(27%)といった声が多かった。
また、「歯科医師という仕事・職業に対するイメージ」を聞くと、最も多かったのは「高収入」で65%。以下、「仕事がハード」が30%、「将来が安定している」が28%、「エリート」が21%、「やりがいのある仕事」が17%で続いた。性・年代別に見ると、20代女性の36%は「エリート」、30代女性の38%は「将来が安定している」と答えており、日本私立歯科大学協会では「経済的な側面に魅力を感じる人が多いようだ」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は10〜70代の男女1000人。調査期間は5月21日から24日まで。
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