− | − | − |
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日経平均 | 9995.02円 | ▼4.38円 |
売買高 | 15億5513万株 | − |
日経平均先物 | 10000円 | ▼10円 |
売買代金 | 1兆1387億円 | − |
TOPIX | 884.64 | ▼2.84 |
値上がり銘柄 | 827銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 408.72 | ▼4.60 |
値下がり銘柄 | 705銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1268.29円 | ▼1.81円 |
変わらず | 139銘柄 | − |
騰落レシオ | 86.12% | △3.53% |
手掛かり難の中、連日の小動き、方向感のない展開が続く
欧米の市場でも方向感はなく、経済指標もまちまち、好悪の材料もあって、方向感のつかみ難い展開を受けての始まりとなりました。昨日の下落の反動や為替の落ち着きから若干買い先行とはなったものの、寄り付きの買いが一巡した後は全くと言っていいほど方向感はなく、閑散とした売買が続き指数も狭い範囲での動きとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り買い拮抗となり、週末の手仕舞い売りも買い戻しも特に多く見られるでもなく、10000円を挟んでの動きとなりました。
後場に入ってからも方向感のない小動きの展開が続きました。週末の午後ということで手仕舞い売りやヘッジ売りを急ぐ場面も見られましたが、追随するような動きはなく、為替の動きも手掛かり材料もなく、先物への仕掛け的な売り買いも、持高調整の売り買いも少なく、最後まで方向感の無い展開となりました。欧州金融不安や金融規制強化懸念、米国での景気減速懸念や金融規制強化懸念、中国のスト続発の問題や金融引き締め懸念などが根強く、買い切れないのですが、逆に足元の業績が好調ということやある程度これらの懸念も織り込まれているものとして売り込み難く、方向感のない展開となっているものと思います。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く軟調な展開となりました。東証マザーズ指数は大幅下落、日経ジャスダック平均は小幅ですが軟調となりました。先物もまとまった売り買いは少なく、散発的にまとまった手仕舞い売りに押される、逆にまとまった買戻しが入って指数が底堅くなる場面もあったのですが、方向感はなく、目先筋の小口売買が中心となっていたようです。
欧州金融不安や米国の景気減速懸念にも反応が鈍くなっており、懸念材料が徐々に織り込まれているようです。信用収縮が一段落となったことから、売り急ぐ動きがなく、売り叩き難くなったものと思います。このまま、戻りを試す展開となれば、ちょうど日柄も値幅も2006年と同じような展開となります。そのときは7月の上旬までの戻りとなりましたが、今回もそのパターンを当てはめて見ると7月上旬に戻り高値で10200円〜400円程度をつけることになります。
遅行線が日々線を意識しているかのように上値の重い展開となっています。RSIは上値余地がありながら下落しており、ストキャスティックスも高値圏からの下落となりそうです。基準線の下落ももう少し続くものと見られ、基準線のサポート下値の節目(9800円〜900円)でのサポートを確認しながら押し目を試す動きとなるのかもしれません。
下落が続く基準線に上値を押さえられる状況が続いています。RSIは上値余地がありながら下落となりつつあり、ストキャスティックスも高値圏からの下落の兆しが見られ、基準線の下落が止まるまで押し目を試す動きとなりそうです。基準線が下げ止まったところで、基準線を抜け、遅行線も日々線を抜けて底入れ確認となるものと思います。
雲を下回りましたが大きく崩れるような展開にはなっていません。ストキャスティックスは下落が続いて下値余地もあり、RSIも中途半端な位置ではあるのですが、下落となっており、下値を探る動きが続きそうです。基準線が若干下落するところであり、基準線に絡みながらの動きとなるものと思います。
総じて方向感のない展開
昨日の引け後に2009年12月〜2010年5月期の連結純利益が前年同期比53%増となったと発表、従来予想を大きく上回ったことが好感された買われ、堅調となりました。
売り気配から始まり軟調となりました。中国の製造拠点で従業員のストライキが相次いでいることから採算が悪化するののではないかとの懸念が強まったものと思います。
海外市場で金先物が堅調となり過去最高値まで迫り、非鉄金属市況も底堅さが見られるのですが、週末の手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
改正貸金業法が本日から完全施行されたことから、今後の収益環境の厳しさが改めて嫌気されて売られ、大幅安となりました。昨日まで大きく上昇していたことの反動もあったものと思います。
2010年4−6月期の連結営業損益で赤字幅が縮小しそうだと新聞で報じられたことが好感されて買われ、堅調となりましたが、買い一巡後は手仕舞い売りに押されて軟調となりました。
ここのところ、米アップル社の多機能携帯端末向けのアプリケーションを開発し、年内に発売すると発表してから大きく買われており、その反動や週末の手仕舞い売りに押されて大幅安となりました。
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