一方、秋田の若者が主催する同会は、会費制であり、主催者たちは手弁当で会を運営している。つまり、県や市など地方自治体が税金を使って広報活動をしているのではなく、若者たちが自発的に地元の魅力をアピールしている。公金ゼロでメディアへの露出も増え始めているのだ。
筆者は同会の運営モデルを、東京でアンテナショップを展開する地方自治体すべてに当てはめよと勧めているのではない。お堅い役人がこのようなイベントを真似ても、集客は見込めないだろうし、充分な広報効果を発揮できないと予想するからだ。
ただ、物は考えようだということをお伝えしたかったのだ。筆者も地元・新潟への重入れはある。郷土意識も強いと自負している。秋田魂心会の新潟版があれば、積極的に関わってみたい、純粋にそう思う。
ちなみに、筆者は9月のイベントには残念ながら参加できない。取材で秋田に行っているからである。
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