かつては主に子どもが遊んでいたゲーム。最近では電車などでゲームを遊ぶ大人の姿を見る機会も増えているが、ゲームを爆発的に広めたファミリーコンピュータ(ファミコン)で遊んだ世代は今、ゲームとどのように関わっているのだろうか。
東京工芸大学の調査によると、35〜44歳で小学生から高校生のころにファミコンで遊んだことのある男女のうち、「現在もコンピュータゲームで遊んでいる」という人は79.2%だった。
現在もコンピュータゲームで遊んでいる人に「遊んでいる端末は何ですか?」と尋ねたところ、トップは「携帯電話」で71.8%。以下、「ニンテンドーDS/DS Lite/DSi/DSi LL」が59.2%、「PC」が43.2%、「Wii」が39.8%、「プレイステーション2」が37.8%で続いた。男女別に見ると、「PC」や「プレイステーション2」は男性の割合が高く、「ニンテンドーDS/DS Lite/DSi/DSi LL」や「Wii」は女性の割合が高かった。
何のためにゲームをするのだろうか。「ゲームをする理由」を聞くと、最も多かったのは「気分転換」で72.6%。以下、「好きなゲームがあるから」が52.1%、「移動中の時間つぶし」が44.1%、「趣味の1つ」が36.7%、「家族や友人とのコミュニケーションのため」が20.2%で続いた。男女別に見ると、「移動中の時間つぶし」は女性(38.4%)より男性(50.1%)の割合が高く、「家族や友人とのコミュニケーションのため」は男性(14.5%)より女性(25.4%)の割合が高かった。
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