タバコは職場の人間関係に有利なのか(2/2 ページ)

» 2010年10月19日 11時24分 公開
[Business Media 誠]
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タバコを吸うのは人間関係に有利?

 喫煙者、非喫煙者それぞれの意見を見ると、喫煙者の中で、人間関係に「有利」とした人の割合は49%、「不利」とした人の割合は51%。不利と答えた人の理由として「『タバコを吸う人と同席したくない』と思う人がいるため」「上司が非喫煙者の場合、あまり良い印象を持たれない」といった声が目立った。

 一方、非喫煙者は人間関係に「有利」とした人の割合が55%、「不利」とした人の割合が45%。非喫煙者のほうが、「タバコは職場の人間関係に『有利』に働く」と感じている人が多いことが明らかに。「有利」と回答した人の理由を見ると、「タバコ部屋を外から眺めていると、結構会話が弾んでいるように見える。きっと人間関係にも影響があるに違いない」「タバコ部屋人事があるから」といった意見があった。

(出典:DODA)

 この結果について「『タバコは、喫煙者同士の関係を深めるが、非喫煙者と喫煙者の距離を生む』と感じる人が多いことがうかがえた。また社内の喫煙者率が低くなるほど、喫煙のメリットは薄れると言えそうだ」(DODA)

 インターネットによる調査で、25〜34歳のビジネスパーソン1000人が回答した。調査期間は9月16日から9月17日まで。

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