独BMWは、量産を前提にしたコンポーネントを用いたプラグインハイブリッドスポーツカーの実走行可能なプロトタイプを発表した。
2009年に発表したコンセプトモデル「BMW Vision EfficientDynamics」をベースに、量産コンポーネントおよび量産化間近のコンポーネントを多用したプロトタイプは2+2シーター。
フロント側に3気筒ターボディーゼルとハイブリッド同期モーターを、リア側にフルハイブリッドドライブシステムを搭載。システム出力は241キロワット(328馬力)に達し、静止状態から時速100キロまでの加速は4.8秒、平均燃費は100キロ当たり3.76リットルという。
車体中央部には、専用開発のリチウムポリマーバッテリーを格納。家庭用電源コンセントを使用して、2時間30分で充電が完了するという。ゼロエミッション走行時の航続距離は約50キロ、ディーゼル燃料を満タン(25リットル)にした場合の行動半径は約700キロ。
なお、具体的な量産開始時期や価格などは発表されていない。
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