あなたは今後1年間に失業の不安を感じますか? 20〜50代のビジネスパーソンに聞いたところ、全体の25.0%が「失業の不安を感じている」と回答していることが、連合総研の調査で分かった。過去最高を記録した2009年(10月、28.3%)よりは低下したが、2008年(10月、23.8%)の水準を上回った。年代別に見てみると、20代で急増しており、昨年に比べ10.3ポイント増の32.9%だった。
1年前と比べ、給与が減ったという人はどのくらいいるのだろうか。「増えた」という人は24.3%に対し、「減った」が32.9%。また1年後の給与が「増えると思う」が16.9%に対し、「減ると思う」が25.5%。「給与については横ばいで改善が見られない一方、今後の見通しも悲観的な見方が強まっている」(連合総研)
残業をどのくらいしている人が多いのだろうか。2010年9月の1カ月間に残業をした男性正社員の22.0%は「45時間以上働いた」という結果に。残業をした理由を聞いたところ「突発的な仕事があるから」(43.1%)と答えた人が最も多かった。次いで「人手が足りないから」(39.8%)、「自分が納得するように仕事を仕上げたいから」(33.0%)、「残業を織り込んだ業務運営となっているから」(31.1%)と続いた。
インターネットによる調査で、首都圏または関西圏に在住する20〜50代のビジネスパーソン793人が回答した。調査期間は10月1日から10月11日まで。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング