ビジネスパーソンの4人に1人、USBメモリを持ち歩く

» 2010年11月24日 17時12分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 次から次へと便利な製品が登場している現代。ビジネスパーソンは普段、どんなものを持ち歩いているのだろうか。

 ライフネット生命保険の調査によると、20〜39歳のビジネスパーソンに「普段持ち歩いている電子機器」を尋ねたところ、トップは「携帯電話(iPhone、スマートフォン含む)」で98.2%と断トツ。以下、「携帯音楽プレイヤー(iPod含む)」が38.0%、「USBメモリ」が24.5%、「デジタルカメラ」が18.7%で続いた。「DS」(7.7%)や「PSP」(5.4%)といった携帯ゲーム機を持っている人も、「ノートPC」(6.2%)や「電子辞書」(5.7%)を持っている人と同じくらいいるようだ。

 男女別に見ると「デジタルカメラ」の割合は男性(11.4%)より女性(26.0%)の方が高く、年代別に見ると「携帯音楽プレイヤー」の割合は年代が下になるほど高くなっていた(35〜39歳26.8%、30〜34歳34.0%、25〜29歳41.2%、20〜24歳50.0%)。

普段持ち歩いている電子機器(出典:ライフネット生命保険)

アナログな記録手段へのニーズは根強い

 電子機器が広まっている一方、アナログな道具もまだまだ活躍しているもの。「普段持ち歩いているペンの種類」を聞くと、トップは「ボールペン」で89.0%。以下、「シャープペンシル」が48.6%、「鉛筆」が7.9%、「万年筆」が2.5%で続いた。「ペンは持ち歩かない」という人はわずか7.2%しかいないようだ。

普段持ち歩いているペンの種類(ライフネット生命保険)

 どこにメモをするのだろうか。「社内」「社外」「移動中」それぞれのシーンについて、「どこにメモをすることが多いか」と尋ねると、「社内」では「メモ帳」「付せん」「手帳」、「社外」では「携帯電話のメモ帳」「手帳」「メモ帳」、「移動中」では「携帯電話のメモ帳」「手帳」「携帯電話のメール」が上位だった。携帯電話を活用している人が多い一方、アナログのメモを活用している人も少なくないようだ。

 ちなみに「iPadがあれば筆記用具やメモ帳を持ち歩かなくなると思うか?」と聞くと、「持ち歩かなくなると思う」はわずか16.4%。デジタル全盛の世の中だが、アナログな記録手段へのニーズはまだまだ根強いようだ。

 インターネットによる調査で、対象は20〜39歳の有職者1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は10月18日から20日。

社内にいる時、どこにメモをすることが多いか(出典:ライフネット生命保険)

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