新しい年の無事と平安を祈願する初詣。ウェザーニューズの調査によると、元日に初詣に出かけた人は38%と、4割近くに達していることが分かった。三が日の合計では60%が初詣に行っていたが、「行かなかった(行く予定もない)」という人も16%いた。特に10〜20代では「行かなかった」の割合がほかの年代より高くなっており、20%を超えていた。
「初詣に出かけた時のおさい銭はいくらでしたか?」と尋ねると、平均は149.3円。男女別に見ると、女性(135.8円)より男性(168.2円)の方が32.4円多く費やしているようだ。都道府県別に見ると、最もおさい銭が多かったのは「福井県」で238.9円、2位は「奈良県」(208.7円)、3位は「石川県」(200.9円)だった。一方、最もおさい銭が少なかったのは「徳島県」で90.0円と、大きく差が付いた。
正月の風物詩である年賀状。「年賀状を何枚書きましたか?」と聞くと、平均は37.3枚。都道府県別に見ると、最も多かったのは「石川県」で56.3枚、2位は「富山県」(53.2枚)、3位は「北海道」(53.0枚)が続いた。最も少なかったのは「沖縄県」で16.6枚にとどまった。
年代別に見ると、10代は21.2枚、20代は13.2枚、30代は28.7枚、40代は38.2枚、50代は45.7枚、60代以上は55.3枚と、上の年代ほど多くの枚数を書く傾向がうかがえた。ウェザーニューズでは「20代は他の年代に比べて年賀状を書く人が少なくなっており、携帯メールの普及により、年賀状が電子メールに移行している人が多いのかもしれない」とコメントしている。
インターネットによる調査で、対象は男女1万3782人(男性41%、女性59%)。調査期間は1月3日から5日。
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