インターネットを使ってニュースを見ている人はどのくらいいるのだろうか。18歳以上の男女に聞いたところ、57.1%の人が「インターネット上でニュースを見る」と回答していることが、新聞通信調査会の調べで分かった。また「毎日見ている」人は25.5%と、4人に1人の割合だった。
年代別に見ると、インターネット上でニュースを見ているのは若い人に多く、30代以下では8割(85.3〜92.4%)を超えた。ちなみに30代以下で新聞を読んでいる人は6〜7割(60.4〜73.4%)。若年層は新聞よりも、インターネットを使ってニュースを見る人が多いという結果に。
またインターネット上でよく見るニュース記事を聞いたところ「スポーツ・芸能に関する記事」(72.9%)を挙げる人が最も多かった。次いで「社会に関する記事」(51.2%)、「政治に関する記事」(38.4%)、「生活・健康に関する記事」(37.2%)、「経済に関する記事」(36.7%)と続いた。
情報源として欠かせないメディアはどれですか? この質問に対し「新聞」(56.0%)と答えた人が最も多く、次いで「民放テレビ」(50.0%)、「NHKテレビ」(47.6%)と続き、「インターネット」(34.1%)は4位。ただ年代別に見ると、新聞では年代が上がるほど、インターネットでは年代が下がるほど挙げる人の割合が高くなり、30代以下ではインターネットが1位であったが、40代以上で新聞が逆転して1位となった。
また電子新聞を「現在、利用している」という人は2.0%、「現在利用していないが、利用してみたい」が21.4%となっており、5人に1人が利用してみたいと回答している。2009年に行った調査では「知らない」と答えた人が60.8%であったが、今回(2010年)は35.4%に減少し、認知度も大幅に向上した。
訪問による調査で、18歳以上の男女3459人が回答した。調査時期は2010年9月。
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