景況感は芳しくないが大幅下落の反動もあって堅調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年08月04日 08時55分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9600円台半ばが節目となっており、高く寄り付けばこの水準が下値目処となり、安く寄り付けば上値目処となるのでしょう。その水準を割り込むと9600円前後まで下落となり、上回ると9700円前後まで上昇となりそうです。9700円前後を抜けると9700円台後半から9800円前後まで上昇となるのでしょう。

本日の注目点

◇対外・対内証券売買契約〔週間、指定報告機関ベース〕(財務省、8:50)

◇6カ月物国庫短期証券〔213回債〕入札(10:20)

◇7月の車名別新車販売(自販連、11:00)

◇7月の車名別軽自動車販売(全軽自協、11:00)

◇7月の輸入車販売台数(日本自動車輸入組合、11:00)

◇日銀政策委・金融政策決定会合(5日まで)

◇4−6月期決算:日清オイリオ(2602)、東レ(3402)、三井化学(4183)、OLC(4661)、板硝子(5202)、住友大阪(5232)、古河電(5801)、住生活G(5938)、パイオニア(6773)、三菱重(7011)、リコー(7752)、三井住友トラ(8309)、住友不(8830)、TBSHD(9401)、コナミ(9766)1−6月期決算:楽天(4755)、旭硝子(5201)

◇英中銀金融政策委の結果発表(20:00)

◇欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表(20:45)

◇米新規失業保険申請件数(週間)(21:30)

◇7月の米小売り各社の既存店売上高

◇海外4−6月期決算:GM、クラフト・フーズ

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1920万株

買い   970万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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