世界一周中のバックパッカー。12月9日現在、ドバイ滞在中。1年半で40カ国以上の訪問を予定。若者の外向き志向の底上げのため、海外で働く日本人を訪問したり、旅の中で気付いたことや発見したことをWeb中心に情報発信しながら旅をしている(サムライバックパッカープロジェクト)。学生時代に広告サービス「タダコピ」を立ち上げた元起業家でもあり、根っからの企画屋。Twitterアカウント「@mohideki」では旅の様子をリアルタイムに発信している。
→目指せ世界一周!「サムライバックパッカープロジェクト」とは?
南米の大国、ブラジル。この国の名前を知らない人はいないでしょう。特にサッカー好きな人にとっては印象深い国名であるはずです。ブラジルはBRICsの1カ国として、中国、インド、ロシアに並んで今後の経済成長国として期待されています。
国土面積は日本の約23倍の851万平方キロメートルで世界5位。人口は約2億人で世界5位。主に移民で構成されているため、多種多様な人種が混ざり合って生活をしています。約100年前、日本からも多く人が移住したことから、日系人(日本人の子孫)を見かけるのは珍しくありません。今では南米最大の商業都市サンパウロを中心に日系人は100万人以上いると言われています(詳しくはWikipediaの日系ブラジル人の項目参照)。
米国は「人種のるつぼ」と言われていますが、実際には人種差別がいまだに根強いらしいと聞きます。多種多様な人種が混ざり合う「人種のるつぼ」、その言葉にふさわしいのはブラジルなのではないかと僕は強く感じています。
出会ったブラジル人に聞いたことがあります。「どうやってブラジル人か、外国人なのかを見分けるんだ?」と。彼はこう答えてくれました。
「僕でも見た目では誰がブラジル人か分からないんだ。でも、ポルトガル語を話す人がいれば、きっとそいつはブラジル人さ!」
そんなブラジルで、日系人社会向けの邦字新聞を出版するサンパウロ新聞社に勤める植木修平さんに出会いました。植木さんは1976年生まれの35歳。長崎県出身で、マーケティング関連企業で働きながら地元長崎のサッカーチーム「V・ファーレン長崎」のサポーター代表を務めていました。
その後、建設技術の専門紙で新聞記者となり、2011年2月にサッカーが盛んで、さらに経済成長著しいブラジルで記者をしたいという思いから渡伯。現在、世界最大の海外邦字紙「サンパウロ新聞」の社会部記者として活躍中です。
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