誠 Style編集部の岡田大助です。2011年を振り返って、以下の5つをピックアップしてみました。
Business Media 誠編集部と誠Biz.ID編集部が、東日本大震災に関連したものを取り上げていますので、誠 Styleではあえてそれ以外のものを挙げてみました。とはいえ、完全に避けて通ることはできなかったのが「ダイムラー ウニモグ」でしょうか。
東日本大震災では、海外からさまざまな支援をいただきました。震災発生からおよそ1カ月後、独ダイムラーから復興支援のためにトラックやオフロード車合わせて50台が寄付されたのもその1つ。この50台の中に、多目的作業者「ウニモグ」が4台含まれていたのです。
よっぽどのクルマ好きか軍事マニアではないと、ピンとこないのがウニモグ。ところが誠 Styleの読者にとっては新谷かおるさんのマンガ「エリア88」で登場したウニモグが記憶のどこかに刷り込まれていたのでしょうか、「45度の坂を昇る、すごいトラック」という大きな期待をもって受け入れられたようです。
2011年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは「日産LEAF」となりましたが、2011年の誠カー・オブ・ザ・イヤーは「マツダ デミオ SKYACTIV」です。リッター30キロ(10・15モード)という数字が一人歩きしてしまった感もありますが、内燃機関のブラッシュアップで壁を越えていったところにマツダのクルマづくりへの情熱が感じられました。
デミオから始まって、「アクセラ」「CX-5」そして次期中型セダンのコンセプトモデル「雄(TAKERI)」と、SKYACTIV TECHNOLOGY関連のニュースをたくさん取り上げました。これからも1本スジを通したクルマ作りをお願いします。
子どものころ、「21世紀の腕時計」といえば電話機能を備えているといった未来予想図を見た読者も多いのでは。残念ながら、現実の21世紀では携帯電話の時刻表示機能によって腕時計の立場が弱まっているという意見もあります。
ですが、ついにスマートフォンと連携する腕時計が登場するというニュースが1月に米国で開催された家電イベント「CES」で発表されました。それもカシオがG-SHOCKでやる、と。それが無線通信技術にBluetoothを使ったG-SHOCK「GB-6900」です。腕時計で通話することはまだできませんが、スマートウオッチの登場によってどんな未来が生まれるのか、開発者インタビューも実施しました。
9月末にJINSが発売したPC作業用アイウエア「JINS PC」は、度なしのメガネにもかかわらずヒット商品になりました。JINS PCに触れるまでは、LED液晶ディスプレイから「ブルーライト」という光が出ていて、それが目に対してどのような悪影響を与えるのかを知っていた読者は少数派ではないでしょうか? 2012年には、待望の度入りレンズ対応が実現するそうなので期待大ですね。
意外性といえば、本当にびっくりしたのがグッチと荒木飛呂彦さんのマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の異色コラボ。お互いに確固とした世界観を持つもの同士ゆえのワクワク感。来年もこのような夢のコラボレーションが実現するのでしょうか。
3編集部の選んだ今年のトレンド、いかがだったでしょうか。読者が選ぶ2011年のトレンドの発表は12月19日21時からのビジネステレビ誠で行います。続きはテレビで!
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