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日経平均 | 8479.34円 | △84.18円 |
売買高 | 9億0420万株 | − |
売買代金 | 5008億4400万円 | − |
値上がり銘柄 | 766銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 712銘柄 | − |
騰落レシオ | 98.49% | ▼1.99% |
米国株高を受けて買い先行となるも、相変わらず閑散とした相場で伸び悩み
日本市場が休場となっている間の米国株が大幅高となったことから連休明けの日本市場も買い先行となりました。為替も落ち着いていることや外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も少ないながらも買い越しと伝えられたこともあり、手掛かり難の中で買い先行、大幅高の始まりとなりました。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後はクリスマス休暇で欧米市場などが休場となることなどもあって、いつものことながら売り買い大きく偏ることもなく指数は小動きとなり、じりじりと上げ幅縮小となりました。
後場は底堅さを確認していったん戻り歩調となったものの、買戻しを急ぐでもなく相変わらず指数は小動きとなりました。ただ、若干手仕舞い売りが優勢という感じで指数は伸び悩むなかで方向感に乏しい展開となりました。物色対象が絞られているわけでもなく、売られすぎの修正はみられるものの上値を積極的に買い上がることも買戻しを急ぐような動きもなく、値動きの悪さを嫌気しても売り急ぐだけの売りもないという感じでした。結局最後まで方向感はみられず、閑散として盛り上がりに欠ける展開となりました。売買高は2008年末の10億株以来の10億株割れ、売買代金はその当時の水準をも下回り約8年ぶりの低水準となりました。
小型銘柄もまちまちとなりましたが、年末の手仕舞い売りに押されるものが多くなりました。特に材料で動きがみられるということもなく、買戻しが入り難い分主力銘柄の上昇についていけないという感じでした。東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は軟調、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅安となりました。先物はまとまった売り買いはほとんどみられず、指数を動かす場面もほとんどみられず、目先筋の売り買いが中心で小動きとなりました。方向感を持っての売り買いはほとんどみられず持高調整の売り買いも多かったのだと思います。
米国では「サンタクロースラリー」で戻り高値更新となっているのですが、日本市場は相変わらず「閑散小動き」となっています。今週で2011年も終わりますが、このまま盛り上がりに欠けるもみ合いで終わってしまいそうです。昨年もそうでしたが、ここ何年かは「掉尾の一振」と言えるほどの相場もなく、「閑散小動き」といった状況で年が終わることも多く、今年もご多分に漏れず動きはなさそうです。売られすぎとみられる銘柄も多く、水準訂正もあるのかもしれず、いずれにしても底堅さはみられると思います。
再び基準線を抜け、転換線も抜けて底入れ感が強まりました。遅行線は日々線を抜けかかっており、ここで堅調となれば、底入れ確認となって雲を抜けて来そうです。RSIはまだ下値余地もあるのですが、下げ渋りとなっており、ストキャスティックスも底値圏からの戻りとなっており、少なくとも雲までは戻りを試す動きとなるのでしょう。
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