最後は『実行力(Execution)』です。この力を持たせるのが一番難しいでしょう。ただし『実行力』を持たせるためには何か上手い方法があるかというとそうでもありません。私がいつも心がけているのは「制約を取り除く」ことです。そのために私を上手く使ってもらいます。ただそれだけでなかなか『実行力』が見につくかというとそうでもありません。とにかく試行錯誤、現場に張り付きながら進めることです。
いずれにしてもこれらの4つの力をキーパーソンに持たせることで、自発的な改革推進者(外資系企業では”Change Enabler”と呼びますが)を生み出し、育てていくのです。繰り返しになりますが、今後はこのChange Enablerがいるかいないかで企業改革力の有無が決まることでしょう。(野町直弘)
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