円高やLCC(格安航空会社)の参入などの影響もあり、日本人にとって海外旅行はますます身近なものとなっている。以前は「ブランド品を買い漁る」などのイメージをもたれていた日本人だが、現在はどのように現地の人に思われているのだろうか。
ハワイ・パリ・ローマ・ソウル・香港に在住している人に「日本人女性観光客」のイメージを聞いたところ、共通して「現地語を話さない」「写真をたくさん撮る」「団体行動をとる」といったイメージが強いことが、クロス・マーケティングの調査で分かった。またハワイ・パリでは「現金払い」、ソウル・香港では「化粧が濃い」などの声も多かった。
また日本人女性観光客を「変」だと思う行動を聞いたところ、ハワイでは「高額紙幣を多く持ち歩く」、パリ・ローマでは「不必要に笑顔」、ソウルでは「騒がしい」が上位にランクインした。
日本人女性観光客の買い物で「変」だと思うことはどんなことだろうか。この質問に対し、共通して「ブランド品を買い漁る」と答えた人が多かった。ハワイ・パリでは「少額決済で高額紙幣を出す」、ローマでは「店員とコミュニケーションをとらない」、ソウルでは「レジでの支払いに手間取る」、香港では「商品を買わないのに店内をうろうろする」といった声が目立った。
また日本人女性観光客が身につけたほうがいい行動・マナーを尋ねると、共通して「現地人とのコミュニケーション」「嫌なことは嫌と言う、ハッキリと断る」と答えた人が多かった。
インターネットによる調査で、海外5地域に住む20〜69歳の男女620人が回答した。調査期間は1月5日から20日まで。
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