通販サイトやグルメサイト、アプリ市場など、あらゆるところで見られるようになった口コミ情報。先日、やらせ書き込みが問題ともなったが、消費者は口コミ情報とどのように接しているのだろうか。
NTTレゾナントの調査によると、商品・サービスの購入・選定時に口コミが「気になる」という割合は81.6%と、「気にならない」の18.3%を大きく上回った。男女別に「気になる」の割合をみると、女性が88.9%と男性の74.2%を上回っていた。
ちなみに良い口コミと悪い口コミのうち、「悪い口コミの方が気になる」が71.8%と、「良い口コミの方が気になる」の28.1%より多かった。
口コミの信頼度については、81.0%が「信じる(どちらかといえば含む)」と回答。
どんな内容で信頼度が高まるか聞くと、最も多かったのは「文章がしっかりしている」で47.7%。以下、「同じような年代、立場の人の意見」が27.4%、「自分と同じ考え方だと感じる」が26.5%、「有識者らしき人である」が17.1%と続いた。
男女別にみると、「同じような年代、立場の人の意見」の割合は男性(20.0%)より女性(34.6%)の方が高く、「有識者らしき人である」は女性(14.0%)より男性(20.3%)の方が高くなっていた。
インターネットによる調査で、対象は15歳以上の男女2107人(男性49.3%、女性50.7%)。調査期間は2011年11月2日から6日。
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