急速に市場が拡大している一方、消費者庁によるコンプガチャへの規制も発表されたソーシャルゲーム業界。ソーシャルゲームのプレイヤーたちは、課金の仕組みについてどのように考えているのだろうか。
ネオマーケティングの調査によると、ソーシャルゲームを携帯端末で利用している(していた)人にお金を支払った経験を尋ねると、「ある」は42.6%。お金を支払った経験のある人が月に支払う平均的な金額では「1〜1000円」が42.9%と最も多く、「1001〜2000円」が22.4%、「2001〜3000円」が13.5%で続いており、5000円以下が9割を占めていた。
月に支払った最高金額でも、「1〜1000円」が24.7%と最も多く、5000円以下が7割を占めていたが、10万円以上支払ったことがある人も1.8%いるようだ。
お金を支払った経験のある人にその理由を尋ねると、「お金を支払ってイベント※をクリアしたいから」が45.3%でトップ。以下、「少額だから」が32.4%、「多少の金額なら趣味の範囲として高いわけではないから」が29.4%、「お金を支払わないとゲームが思うように進まないから」が26.5%、「お金を支払って強くしてほかの人に負けたくないから」が25.3%で続いた。
一方、お金を支払わない人の理由では、「お金を支払う気はまったくないから」が80.3%と断トツ。以下、「1度お金を支払ってしまうとキリがないから」が27.9%、「お金を支払わなくても十分楽しめるから」が23.1%、「お金を支払ってもいいと思えるゲームがないから」が17.9%で続いた。
インターネットによる調査で、対象はソーシャルゲーム経験者500人。調査期間は5月10日と11日。
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