調査会社のインプレスR&Dによると、平成23年度の電子書籍市場は629億円と、22年度の650億円から目減りした。スマートフォンの急速な普及に対して、対応する情報コンテンツ(内容)が不十分だったことなどが影響したという。
一方、同社は、米・アマゾン・ドット・コムの参入や楽天の専用端末「kobo Touch(コボタッチ)」の発売がきっかけとなり、24年度以降、市場は再拡大すると予測。28年度の市場規模は、23年度の約3倍の2000億円に達する見通しとしている。
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