株を持っていると配当金が、投資信託を持っていると分配金がもらえます。株の場合は、3月決算で6月に配当金をもらえる企業が多いのですが、そうでないところもあるので、決算期の違う銘柄を複数持っていると、6月に限らず配当金がもらえてちょっと得した気分になります。資産を分散させる意味でも、国内、国外、各業種……と、いろいろな株や投信を持っているといいかもしれません。
中国の国営石油企業ペトロチャイナは今年7月と10月に配当金が出ました。それぞれ3000円ほど。1年に6000円もらえるとすると、私がペトロチャイナを買ったのが10万円ほどの金額だったので、6%の利息と思うとなかなか素敵なパフォーマンスではないでしょうか。配当利回り・分配金利回りのいい投資をしたいですね。
ネット証券の普及で、PCや携帯電話から世界の株が買える時代になりました。秋の実りを使ったスイーツや秋色の洋服を見て歩くように、株を品定めするのも楽しいですよね。あ、口座の残金にはくれぐれも気をつけて……。
配当金や分配金をもらえても、株価や基準価額で損をしていることも……いや何でもないです。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。2008年3月〜2011年12月に日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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