理想の女性は“三等”? 独身男性に聞く(1/2 ページ)

» 2012年12月06日 15時47分 公開
[Business Media 誠]

 パートナー(彼女または奥さん)との年収差について、どのように考えている人が多いのだろうか。20〜50代の男性(未婚・既婚)に聞いたところ「気にしない」(50.8%)が最も多く、次いで「同じくらいがいい」(23.4%)。年収については約4分の3の男性が「上がいい」とも「下がいい」とも言っていないことが、パートナーエージェントの調査で分かった。

パートナーの年収はどうあるのが理想的ですか? (出典:パートナーエージェント)

 未婚・既婚別でみると、パートナーの年収は自分より「低いほうがいい」と考える未婚男性は11.6%に対し、既婚男性は24.6%と2倍以上の差が開いた。年収500万円以上の未婚者は18.6%に対し、既婚者では45.4%とこちらも倍以上の開きがあった。「『自分で稼いでいるからパートナーは稼がなくても大丈夫』という気持ちの表れなのかもしれない」(パートナーエージェント)

 年代別でみると、30代男性に、パートナーには対等な年収を求める傾向がうかがえた。30代男性は「年収は同じくらいがいい」(31.2%)が他の年代よりも最も多く、「低いほうがいい」(13.2%)はほかの年代と比べて最も少ない。

未婚男性は「共働きで家事分担」指向

 昔は「一家の大黒柱は男」という意識が強かったが、最近ではどのように考えている人が多いのだろうか。男女で平等に働いて、平等に家事を分担しておこうという意識は、若年層ほど広まっているようだ。

 一方で、既婚男性の中には「パートナーには家事や育児などを担当してほしい」と考える人が目立った。未婚男性で役割分担を求めるのは10.4%しかいなかったが、既婚男性では約3倍の29.6%。また年収700万円台では32.7%、年収800万円以上では35.9%が“男は仕事、女は家庭”を理想としている。

役割分担について(出典:パートナーエージェント)
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