気温が低く、空気が乾燥する冬場にかかりやすい風邪。インフルエンザがはやっている職場も少なくないだろう。
メドピアの調査によると、医師に「最も効果的であると思う(お勧めをする)風邪の予防方法」を尋ねたところ、最も多かったのは「手洗い」で43.0%だった。
具体的には「汚れた手からの感染が一番多い。 触ったところからほかの人にも感染する」(20代、消化器内科)、「風邪は飛沫感染。飛沫を飛ばしそうな人には、人間はおのずと近づかないもの。盲点は、すでに汚染された物品をうっかり触った手で、物を食べたり、口などを触ること。だから、手洗いが一番効果的」(50代、精神科)といった声があった。
2位以下は「うがい」が24.7%、「マスク」が23.7%、「加湿器・空気清浄器」が8.6%で続いた。
それぞれの声を見ると、うがい支持派では「咽頭からの感染が主たる原因と思うので、通常のマスクはウイルスにはほとんど無効」(50代、整形外科・スポーツ医学)、マスク支持派では「うがい、手洗いは水回りがないとできないが、マスクはどこでも使用できるので実効性が高い」(30代、心療内科)、加湿器・空気清浄器支持派では「寝てる間にのどが乾燥したり身体が冷えるのがもっとも感冒を引き起こしやすい」(30代、耳鼻咽喉科)などがあった。
インターネットによる調査で、対象は医師専門サイトMedPeerの会員3147人。調査期間は2012年11月28日から12月4日。
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