以前、あずさたちに相場の心得を教えてくれたお姉さん(?)が再登場。2012年末から上昇を続けた株式市場で、利益を手にできた方はかなり多いと思います。日経平均株価は8000円台から1万1000円台へ。単純計算でも1.5倍弱になったと考えられます。うれしいですよね。ちょっとくらい羽目を外してしまっても仕方ありませんよね。
しかし、株価チャートばかりを見ていると、ハッと我に返る瞬間があります。「私、こんなに株のことばかり考えていていいんだろうか?」と。世の中には株に対して否定的な見方をする人も意外とたくさんいます。「ギャンブルでしょ?」「金遣いが荒らそう」、そんなイメージを持たれるようで、特に婚活の場などではあえて言わない方がいい場合もよくあります。
だけど、この株高です。株トレーダーなら利益でつい顔がゆるんでしまいます。明るい表情をしている人は好かれるもの。その笑顔から新しい恋人に出会える可能性だってないとは言えません。株高って本当にすばらしいですね! アベノミクスが景気だけじゃなく少子化問題にまで貢献したなら、きっと後世からも高く評価されることでしょう。株トレーダーのみなさん、今こそ自信を持って株について語りましょう! まあ、あまり儲け話ばかりすると、周りからおごらされてしまうこともあるかもしれませんが……。
日経平均株価が3万円を超えたのは1989〜1990年なのですが、お姉さん(?)は何歳なのでしょうか……。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)。2008年3月〜2011年12月に日本経済新聞紹介サイト「nikkei4946.com」で4コマ&コラム「まんがで見るキーワード」を連載。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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