安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待から円安・株高が進み、大手企業を中心に従業員の給与アップが広がりつつあるが、新入社員の初任給も増えているのだろうか。
労務行政研究所が東証第1部上場企業(238社)のデータをまとめたところ、初任給は大学卒で20万5647円、高校卒で16万1084円。昨年度の金額に比べ、それぞれ73円、107円の上昇にとどまっていることが分かった。
初任給を「前年度と同額に据え置き」した企業は95.4%。初任給の据え置き率は2006年度以降、企業の採用意欲の高まりを受け、低下傾向にあった。しかし世界不況に陥った2009年度は一転、92.7%と再び9割を超え、2010年度以降は95%前後と高止まりで推移している。
(出典:労務行政研究所)
- なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人
景気低迷の影響を受け、給料は下がり続けている――。そんなビジネスパーソンも少なくないだろう。では、今後10年間はどうなのか。リクルートで働き、中学校の校長を務めた藤原和博さんに「10年後の給料」を予測してもらった。
- なぜ内定をもらえない学生が出てくるのか――彼らの行動を分析した
学生の就活が本格化しているが、内定をもらえる人ともらえない人でどのような違いがあるのか。これまでよく分からなかったことが、ビッグデータで明らかになってきたという。就活生の行動を分析している、リクルートキャリアの担当者に話を聞いた。
- 大企業の正社員、3割は会社を辞める
東日本大震災の発生以降、「今後どのように働いていけばいいのか」と考えるビジネスパーソンも多いのでは。ポスト大震災の働き方について、人気ブロガーのちきりんさんと人事コンサルタントの城繁幸さんが語り合った。
- どうすればいいのか? 年収300万円時代がやって来る
景気低迷などの影響を受け、会社員の給料が下がり続けている。低年収時代に会社員はどのように生きていけばいいのだろうか。この問題について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。
- 安倍首相の地元で見えた、アベノミクスの未来
参院選の前哨戦といわれる山口補選で自民新人の江島潔氏が圧勝した。今や圧倒的な支持率を誇る首相の地元で、「安倍の子分」なんて呼ばれる人が出て負けるわけがない。ただ地元経済に目を向けると、アベノミクスの未来が見えてくるのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.