2013年に就職した新社会人は、勤務先でいつまで働きたいと考えているのだろうか。全国の新社会人に聞いたところ「定年まで」(36.6%)と答えた人が最も多く、次いで「好条件の職場があれば転職したい」(16.8%)、「いずれは転職したい」(11.0%)であることが、マクロミルの調査で分かった。
男女別でみると、「定年まで」と答えたのは男性47.2%に対し、女性は26.0%。一方、女性で「結婚するまで」は16.0%、「子どもができるまで」は14.8%と、結婚・出産を機に退職を考えている女性は30.8%だった。
「定年まで働きたい」と答えた新社会人は36.6%(出典:マクロミル)
賃金体系について「年功序列」と「能力主義」のどちらを望んでいるのだろうか。全員に聞いたところ「年功序列」と答えたのは37.0%に対し、「能力主義」は34.0%。男女別でみると、男性は「能力主義」、女性は「年功序列」を望む人が多い。
もし社内の人からSNSの「友達申請」や「フォロー」が来たらどのように感じ、対応するのだろうか。同期からの申請については「嬉しいので、受け入れる」が62.8%だったのに対し、先輩の場合は38.6%、上司の場合は28.2%という結果に。
ただ「困るが、受け入れる」を合わせると、先輩が83.2%、上司が80.2%。相手の立場が上位の場合、仕方なく受け入れる様子がうかがえた。
上司や先輩からの「友達申請」、受け入れますか? (出典:マクロミル)
インターネットによる調査で、この春就職した新社会人500人が回答した。調査期間は5月10日から15日まで。
- なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人
景気低迷の影響を受け、給料は下がり続けている――。そんなビジネスパーソンも少なくないだろう。では、今後10年間はどうなのか。リクルートで働き、中学校の校長を務めた藤原和博さんに「10年後の給料」を予測してもらった。
- なぜ内定をもらえない学生が出てくるのか――彼らの行動を分析した
学生の就活が本格化しているが、内定をもらえる人ともらえない人でどのような違いがあるのか。これまでよく分からなかったことが、ビッグデータで明らかになってきたという。就活生の行動を分析している、リクルートキャリアの担当者に話を聞いた。
- 大企業の正社員、3割は会社を辞める
東日本大震災の発生以降、「今後どのように働いていけばいいのか」と考えるビジネスパーソンも多いのでは。ポスト大震災の働き方について、人気ブロガーのちきりんさんと人事コンサルタントの城繁幸さんが語り合った。
- どうすればいいのか? 年収300万円時代がやって来る
景気低迷などの影響を受け、会社員の給料が下がり続けている。低年収時代に会社員はどのように生きていけばいいのだろうか。この問題について、人事コンサルタントの城繁幸さんとフリーライターの赤木智弘さんが語り合った。
- サラリーマンを喰い尽くす、“タガメ女”ってナニ?
“タガメ女”という言葉をご存じだろうか。一部の人たちの間で話題になっているが、聞いたことがない男性はその女性の正体を知っておいて損はない。なぜなら無抵抗な男性を……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.