この春就職した新入社員で、海外で働きたいと思っている人はどのくらいいるのだろうか。「どんな国・地域でも働きたい」が29.5%、「国・地域によっては働きたい」が12.2%で、41.7%が“海外で働きたい”と回答。一方「海外で働きたいとは思わない」と答えたのは58.3%に達していることが、産業能率大学の調査で分かった。
「どんな国・地域でも働きたい」(前回27.0%→今回29.5%)が増加する一方、「海外で働きたいとは思わない」(49.0%→58.3%)も増加している。この結果について、産業能率大学は「海外で働きたいと積極的に考える層と、働きたくないと考える消極的な層がはっきりしてきた。数年前までは特定層に限られた海外赴任も、徐々に現実に起こりうる問題として捉えざるを得ない状況になってきた。海外で働くというあいまいなイメージが具体化されるほど、この捉え方がはっきりと、ポジティブまたはネガティブに分かれてきたのではないか」としている。
海外で働きたいという人に、その理由を聞いたところ「日本ではできない経験を積みたいから」(74.0%)がトップ。次いで「自分自身の視野を広げたいから」(65.6%)、「語学力を高めたいから」(47.7%)と続いた。一方、海外で働きたくない人からは「自分の語学力に自信がないから」(65.2%)がトップ。次いで「海外勤務は生活面で不安だから」(50.4%)、「海外に魅力を感じないから」(35.5%)と続いた。
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