2014年4月から消費税が8%にアップされることになりました。家計にはもちろんきついですし、消費の冷え込みで売上が下がるかもしれない企業も頭を痛めていることと思います。この消費増税で、大企業による中小企業との取引の際の買い叩きが起きないよう、政府は監視の目を光らせるようです。臨時職員とはいえ、新たな雇用が生まれたことは喜ばしいのですが……。
「消費税還元セール」といったうたい文句でセールをしてはならないという消費税転嫁対策法案という話もありました。消費税との関連を匂わせる文言は禁止という方向らしいです。でも、製品をお客さんに買っていただきたい企業だって必死なのです。きっとさまざまな手を打ってくるに違いありません。“企業VS. Gメン”の戦いの行く末も気になりますが、何はともあれせっかくアベノミクスで上向いてきたように見える景気の腰折れだけは勘弁してもらいたいものです。
一般市民としては、どさくさにまぎれて家賃も上がるのかどうかが心配だったりします。
著者プロフィール:雄山スズコ
漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)、『国会萌えコメディ 政界のまんががこんなにユルいわけがない』(集英社)。ぷら@ほ〜むで『国会萌えコメディ政界のまんががこんなにユルいわけがない』を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。
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