風邪をひいたときに「効果がある」と聞いたことがある、民間療法はありますか? 全国の男女に聞いたところ、85%が「ある」と回答していることが、トレンド総研の調査で明らかに。具体的にどんな療法なのかを尋ねると「ショウガ湯を飲む」(57%)と答えた人が最も多く、次いで「卵酒を飲む」(49%)、「ネギを首に巻く」(40%)、「お茶でうがいをする」(39%)と続いた。
民間療法に対する考え方に、年代や地域によって違いはあるのだろうか。年代別にみると、50代以上の支持率が高かったのは「卵酒を飲む」。20〜40代の支持率は38%だったのに対し、50代以上は61%。その差は20ポイント以上あった。一方、若年層からの支持が集まったのは「りんごを食べる」(34%)で、高齢層の1.46倍の支持を得た。
地域別にみると、北海道では「ネギを首に巻く」(60%、全国平均比1.52倍)、「大根にハチミツをかけて食べる」(32%、2.11倍)。北東北地方では「にんにくを黒く焼いて食べる」(20%、1.67倍)、四国地方では「ショウガ湯を飲む」(70%、1.24倍)、「キンカン酒を飲む」(20%、2.11倍)といった特徴が出た。北海道では6割もの人が「ネギを首に巻くことが、風邪に効果的だと聞いたことがある」というように、風邪への対処法は、地域によって大きく違うようだ。
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