株を買うために企業を知ろうゼロからはじめる株式投資入門(2/4 ページ)

» 2013年10月29日 08時00分 公開
[三井智映子,Business Media 誠]

「日経平均株価」とは

 ではここで、経済ニュースでもっともよく耳にする「日経平均株価」というものについて、説明します。

 日経平均株価は日経225とも呼ばれ、東京証券取引所第1部に上場している約1800銘柄の株式のうち、市場を代表する225銘柄を対象とした株価指数です。日本経済新聞社がその銘柄を選定し、15秒ごとに算出し公表していて、相場全体の流れを読み取る指標と言えます。なので、ニュースで「日経平均株価が上昇しています」と言えば日本の株式相場が好調ということなのです。日経平均株価は、株価が高い銘柄(値がさ株)が多いので、市場全体がその影響を受けるという特徴があります。

 では、どんな銘柄があるのでしょうか。長くなりますが、紹介しましょう。

 みなさんがご存じの企業もたくさんあるのではないでしょうか。

 株式市場に上場した会社には、証券コード(銘柄コード)という4桁の番号が証券コード協議会によって付けられます。業種によって割り当てられる番号がだいたい決まっているので、証券コードが分かればどんな業種の会社なのかが分かります。

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