2013年夏のボーナスに満足している人はどのくらいいるのだろうか。転職を希望している人に聞いたところ「満足している(とても+まあ)」と答えたのは47.9%であることが、パソナキャリアカンパニーの調査で分かった。2011年冬のボーナスについての満足度は40.0%となっており、まだ景気が回復していないころと比較すると、7.9ポイント上昇した。
2013年夏のボーナスの支給額を聞いたところ「31〜61万円以下」(33.0%)がトップ、「支給なし」という人は17.5%だった。全体の平均は58.3万円で、最高額は500万円。会社の規模別にみると、従業員数が10人以下の会社で「支給なし」は55.6%。従業員数が増えるほど、支給されるボーナスの金額が増える傾向があり、5001人以上の会社では「91万円以上」が32.9%と全体よりも15ポイントも高い。「景気回復と叫ばれているが、依然として中小企業では厳しい状況が続いているようだ」(パソナキャリアカンパニー)
ボーナスの支給額によって、転職を考える人はどのくらいいるのだろうか。「影響がある(かなり+どちらかといえば)」という人は60.5%。2011年冬のボーナス時に同じ質問をしたところ、57.9%が「影響がある」と回答。「景気の回復に伴い、ボーナスに期待している人が増えているのかもしれない」(パソナキャリアカンパニー)
書類による調査で、転職希望者586人が回答した。調査期間は7月1日から31日まで。
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