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» 2014年04月18日 08時00分 公開

就活時は“ギラギラ”した印象……で、実態は?上阪徹が探る、リクルートのリアル(2/4 ページ)

[上阪徹,Business Media 誠]

ギラギラしている印象の人が多かった

『受験サプリ』編集長の松尾慎治

 松尾氏は慶應義塾大学を卒業し、2006年に入社。中学のときにPCと出会い、プログラムやゲームに関心を持った。自分でサービスを作り、いろんな人に使われるようなビジネスを興したい、と思っていたという。

 「だから、大学を出てすぐに起業するか、ネットベンチャーに就職することを考えたんですが、親戚で起業している叔父に言われたんです。当時、大企業に入れるのは新卒のタイミングだけ。起業なんていつでもできるんだから、いろいろ経験してこい、と。だから、若いうちから比較的大きな仕事を任せてくれて、チャレンジできる会社に行こうと思いました」

 リクルートについては、就職活動をする前からその存在を知っていた。だが、就職を考えるタイミングで、印象はがらりと変わったという。

 「アルバイト探しで『TOWN WORK』を見たり、サークルの飲み会で『Hot Pepper』のクーポンを使ったりしていたので、生活に便利な情報を提供しているんだな、という情報会社のイメージがありました。ところが、企業研究をすると、人の成長にすごくコミットする会社だと分かって。これは珍しいと思ってOB訪問をさせてもらったんですね」

 どちらかというと、内向的でおとなしい性格だと語る。大学のOB名簿を探るときは、優しそうな名前の人に連絡を取ったと笑う。

 「ただ、やっぱりギラギラしている印象の人が多かったので、そんなにギラギラしている感じのしない私は合うかな、という気持ちがありました」

 ただ、この“ギラギラ”な印象は、入社後に少しずつ変わっていく。

 「当時は半年間、営業研修がありました。私は『Hot Pepper』を担当。入社するまでは、とにかく営業は猪突猛進に行くんだと思っていたんですが、違ったんですね。例えば、営業に出るまで研修トレーニングは2日しかなかったんですが、内容が興味深かった。『Hot Pepper』のサービスがなぜできあがり、会社として何を社会で実現しようとしているのか、理念から話が始まるわけです。街を元気にするんだ、社会を変えるんだ、と。その姿勢を感じてから営業のロールプレイングをやると、ピヨピヨながらもなんとか動けるようになるんです。そうすると、あと羽ばたけるのは君たち次第だ、というメッセージが聞こえてきて。一連のストーリーにグッと来て、自分も何かやれるかな、と思わせてくれて」

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