インタビュー
» 2014年04月30日 08時00分 公開

仕事をしたら“ニュースアプリ”ができた(後編):なぜニュースアプリを使うと「飽きる」のか――原因は“釣りタイトル”(たぶん) (3/5)

[土肥義則,Business Media 誠]

福島: はい。少しエラソーな言い方になりますが、Googleの検索、FacebookのSNS――どちらも世界中の人たちが利用されていますが、簡単なものであれば10人くらいで作れます。ゼロから作り上げたこともスゴいことなのですが、作ったあとにきちんと「改善」し続けていることのほうがスゴいと思っています。

 いまのグノシーにとっては「いい記事ってナニ?」「不快に感じないようにするにはどうすればいいの?」――こうした課題を改善することが大切だと思っています。

土肥: どの企業にも課題はあります。その課題はどのようにして見つけられるのですか?

福島: ユーザーからはいろいろな指摘があります。ただ、声を挙げる人は、いわゆる“ノイジーマイノリティ(声高な少数派)”。もちろん貴重なご意見だと思うのですが、それ以上に、貴重な意見があるんですよね。それはユーザーのログ。

 例えば、スワイプしてくれなくなったら、その原因をログの中から読み解かなければいけません。なぜスワイプしてくれないのかと。そして、スワイプのスピードに原因があるのでは? という仮説を立てて、改善していかなければいけません。また、直帰率(訪問したユーザーがサイト内の他のページに移動せずに離脱すること)が高い記事が上のほうに掲載されていたら、それは不満の原因になるかもしれません。そうした仮説をログから読みとって、解決していかなければいけません。

 ログは無限に集めることができます。その中からどこをどのように改善していくのか。それが今後のニュースアプリの競争になっていくのではないでしょうか。

2005年ごろから情報量が急速に増えている

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